この部品は、排気パイプを連結するための重要な役割を果たしています。
顧客の使用する重要な部位であるため、溶接後の円筒部の直径を制御する必要があります。 ステンレス材の絞り加工が必要であり、また後工程の溶接も難しいため、材料の特性に合わせてプレスと溶接の工程設計を考慮して量産しています。溶接時には酸化に敏感であること、加熱と急冷による脆化と耐食性の低下、ステンレス材の内部応力集中などの課題があります。
これらのステンレス材の溶接の難点を克服するため、適切な溶接手法とパラメータの選択、適切な溶接材料(溶接ワイヤーや溶接棒)の選択、応力緩和処理などの対策を行い量産しています。