技術提案事例

測定方法の変更、取り交わしによりサンプル評価をスムーズに実行

本事例は、評価方法を変更し、取り交わしを行なったことで、 製品の評価をスムーズに行うことができ、サンプル評価日程の遅れを解消した事例です。

お客様先との評価方法の相違により、製品評価ができず、生産が遅延

お客様先との評価方法の相違により、製品評価ができず、生産が遅延
本事例は、自動車のフロントパネルの生産における評価方法の違いによるトラブルを解決した事例です。ご依頼いただいたフロントパネルはラインペーサーでの生産と溶接により生産しており、ロット数が1万個ほどの量産製品でした。

従来、製品形状部分でもCNC測定器で評価していました。
しかし、双方での評価方法で相違点が発生しており、製品と測定者によるの測定基準点の違い等がありました。
製品評価時に客先との製品表で相違点が発生した為、製品の評価ができず、 製品サンプル評価の日程の遅れも発生するなどの問題が発生してしまっていました。

スキマゲージによる測定へ方法を変更することで製品評価を可能に

スキマゲージによる測定へ方法を変更することで製品評価を可能に
当社からは、測定方法をCNC測定器からスキマゲージに変更することをご提案いたしました。

従来のCNC測定器では、製品使用勝手に合わせた測定方法ではなかったため、
より製品使用勝手に合わせた測定方法の提案が必要でした。

製品の使用勝手からCNC測定器による点の評価ではなく、線と面の評価が必要であったため、
スキマゲージによる測定をご提案いたしました。

客先とも立ち合いの元、測定方法の取り交わしを行うことで、
製品の評価におけるトラブルを未然に防ぐことが可能となりました。

その結果、日程の遅れへの影響がなくなり、
予定通りの日程で生産、評価まで行うことが可能になりました。
POINT
「板鍛造・プレス加工技術 .com」を運営する池田製作所では、客先に影響のない範囲での評価方法の提案が可能です。 それを可能にするのが、当社の最新設備と測定技術による品質管理体制です。 安心感を持って当社とお取引を頂くため、ミクロン台まで品質管理が可能な体制を整えております。 また、本事例のように、お客様の製品の品質向上のために、時には、よりよい測定方法もご提案の上、測定整合も行います。 品質の高い、プレス加工品の量産なら、池田製作所にお任せください。
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