技術提案事例

3Dプリンターでのサンプル作製で技術者以外とも形状イメージの共有可能に

コスト面を考慮した形状変更などでは、お打ち合わせの場面で、設計担当者以外にも製品形状を伝える必要がある場合があります。 2D、3D図だと形状を認識頂くのが難しいことがありますが、3Dプリンターを活用することで、複雑形状でも製品イメージを掴むことができ、皆が納得のいく製品の生産に繋がります。

2D、3DCADでは、技術者以外による形状認識が難しい

2D、3DCADでは、技術者以外による形状認識が難しい
本事例は、自動車業界のお客様からのご依頼で、 形状提案の際の製品イメージの共有に関する事例です。
ご依頼いただいた製品は、ラインペーサーでの生産と溶接による生産で、ロット数が数千個ほどの量産製品でした。

コスト面も考慮しての形状変更では、打ち合わせの際、品質担当者など設計担当者様以外も参加されるため、製品形状の認識をあわせることが大切になります。
しかし、従来では製品図は2DのPDF図面が多く、設計担当者などの一部の人しか理解できない場合があり、成形性を検討する場で、製品のイメージが浮かべしづらい・人によるイメージ像が違う・お互いに交流づらいなどの問題がありました。
また、3DCADを使用しても、画面から立体形状をイメージする為、なかなか細かい部分まで、確認ができず、形状の認識が難しいことがありました。

3Dプリンターによる実寸サンプル作製で、誰でも製品イメージが可能

3Dプリンターによる実寸サンプル作製で、誰でも製品イメージが可能
当社からは、3Dプリンターでサンプルを作成することで製品イメージを誰でも認識できるようにしました。
誰でも形状および製品サイズを理解できるように3Dプリンターでサンプルを作成するいことで、製品のイメージをしやすくし、加工レイアウト・成型の難易度を説明することができるようになりました。
実寸でのサンプル作製することで、ありのままの製品サイズがイメージできるので、
難易度の高い製品でも、問題になる項目についての意見交換が可能になり、お互い満足のいく製品の生産に繋がりました。
POINT
「板鍛造・プレス加工技術 .com」を運営する池田製作所では、3Dプリンターを活用することで、複雑形状でもスピード感と安心感をもって最適コストで、量産体制に移ることが可能です。 当社では、成形の難易度の高い製品については、客先より3Dデータの貸与を依頼しております。3Dプリンターによるサンプルを作製することで、客先の営業・購買・品質部門にも理解して頂き、懸念項目の情報の共有化を可能としております。 当社は、ただ加工を行うのではなく、お客様に最適なコスト、品質での生産が可能になるように、SE検討や3Dプリンター、工程設計力を駆使し、お客様本位での部品加工を行います。
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